結果の概要に戻る

キャリア意識について

 医師のキャリア意識に関しての調査結果を説明する。医師のキャリアとして

  • 臨床(勤務医)
  • 臨床(開業医)
  • 介護・福祉分野(老健施設長など)
  • 産業衛生職(産業医など)
  • 行政職(地方・中央機関を含む)
  • 製薬・保険など民間企業(産業医を含まない)
  • 研究教育(大学や研究機関)
  • 国際機関(WHO等)
  • その他 

の9つから1位、2位を選択していただいた。その結果を図Ca1に示す。全世代の医師が希望するキャリアとしては、1位:勤務医、2位:開業医、3位:研究教育という順であり、この3つが大きな割合を占めることが分かる。


図Ca1:将来希望するキャリア(全体)

 次に、年代別に将来希望するキャリアを集計したものが、図Ca2となる。年代が高くなるごとに変化し、より多様化することがわかる。将来キャリアについて、若い医師は、勤務医、開業医、研究教育がほぼ全てである。しかしながら、年齢を重ねるに連れて、それらに加え介護福祉分野や産業医の割合が増えて多様化するという結果であった。


図Ca2:将来希望するキャリア(世代別)