自由記載にて頂いたご意見
診療報酬の適正化
- 基本的に業務量に見合う診療報酬、人員配置がされていないことが問題と考える。また日本では諸外国に比べ医師への責任分担、業務分担が非常に大きいことも問題である。最近企業の過重労働による過労死が問題となっているが、新潟での後期研修医過労死の例のように医師の過労死の問題も頻発する可能性があると考える。
- 病院勤務医を増やす(減らさない)ために、開業を制限すること。(夜診、往診を義務化するなど休日診)診療報酬で病院を優遇することが必要。勤務医が増えなければ、長時間勤務の負担は減らない
- 医師は大変なストレスの中で働いています。国は国民に医療がどういうものか、勝手は許されないこと、などの教育をすべきである。医師の偏在は診療報酬で差をつけるしかありえない。都市部マイナー科、開業に厳しく、命を守る病院に手厚くしなければ、医療は崩壊します。新しい専門医制度には反対です。医療崩壊の原因はマスコミ、裁判所、厚労省です。
- 診療報酬の改定で、医師の作業を増やすような改定はやめてほしい。
- 医科に比べて歯科点数が低過ぎる。医局制度の改善。
- 労働時間よりも保険点数を引き上げてほしい。政府に国債を大量発行していただき、医療費の大幅な増額が必要であると思う。円建ての国債で国の財政崩壊はあり得ない。市場に出回った国債を政府の子会社である日本銀行が買い取れば良いだけの話。
- 診療社会保険の点数を上げてほしい
- 急性期、重症患者診療への診療報酬を格段に上げてこの領域での医師や補助員の増員が可能となるようにするべきである。
- 医師も2交代制にするなど根本的に勤務体制の見直しを行わないと、女性医師の数が増えれば増える程第一線の医師数は確保が難しくなると思われる。実際に終日勤務できる医師数が絶対的に増加しない限り、現状では、産休etc.の女医をカバーする余力は男性医師にもないのが実状である。救急対応の多い科への報酬増も必要と考える。
- 医師に対する誤った世間の認識(高収入、ぜい沢な暮らしなど)を正してほしい。医療に対する過剰な期待がコンビニ受診など、現場の医師は疲弊しきっていることを正しく世間に伝えてほしい。医療費の高騰を抑制するために診療報酬を下げるだけで他の原因を探っていない。診療報酬を下げれば現場が苦労するだけであり、是非改めてほしい。
- 急性期病院で当直明けの医師が休みをとれるだけの人員を確保しても経営が成り立つような診療報酬の増額改定が急務だと思います。例えば医師1人当たりの適正な手術数や患者数を判定し、適正であれば増額、過剰であれば減額など医師1人当たりの手術数や患者数で診療報酬を増減してはいかがでしょうか。
- 医療安全が叫ばれていますが、診療報酬が低すぎて、これでは急性期医療が成り立たないと思います。安全にはお金がかかります。
- 専門的技能を生かして、日がえり手術のクリニックを運営しています。毎日が「手術後」であるため、毎日がオンコールです。個人開業であり、毎日のオンコールは当然で、そのことに不満はありません。しかし、保険診療上の手当がないのがきびしいところです。日がえりですることで、入院をへらし、医療費削減に寄与しているはずですが、経営的にはきびしいところです。
- 手術執刀に対するインセンティブと時間外手術に対する診療点数をもう少し高く設定する必要がある。麻酔科不足の解消
- 1、業務負担の軽減。2、病院・診療所の削減・集約化。効率化。3、診療報酬制度の見直し。(地域や病院機能によって、また医師の技能によって差をつけるべき)4、介護、育児に対するサポート体制の充実
- 地方には産業がなく、診療圏も広域です。お金が必要です。首都圏等の病院と、地方の中核病院(もどき)を同じ基準で一率にしばり、加算算定をなくすのは、止めて欲しいです。地方を守っている病院がつぶれると一気に過疎化してしまいます。