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自由記載にて頂いたご意見

地方における医療の課題

  • アメリカのような臨床研修制度にしないといずれ地方医療は崩壊しますね。このままいけば10年くらいで。
  • 地方の給与を上げて都市部の給与をがつんと下げる。
  • 地域の医師不足・看護師不足、診療科の偏りが深刻です。地域に若手の医師がいないため、一手に職務を引き受けなければなりません。責任感だけで地域医療を担うのは、苦しいです。
  • へき地、地方へ面積に比例して医師の再配分が必要。又、高齢者の数、妊産婦人口を把握し、すべての医師を国家管理として、再配分が必要。
  • 地方に勤務する医師の短期応援体制を確立して欲しい。
  • 大学の医局制度が機能しない現状では地域医療が崩壊して当然だと思う。地域で働くことのメリットがない。
  • 診療所(へき地)勤務であれば、オンコールとなっていない時間帯や休日でも応召があれば応じなければならない風潮があり、この点が気が休まることがこれまでできなかった。
  • 研修(行政系医師会系薬メーカーなど)が多く時間が要る。この3月末まで7年間偏地に居たが■■(■■)時間がうまくとれず専門医を更新出来なかった。
  • 全体を公平にすることは不可能だし、望んでもいない。せめて、人手不足の僻地に在住しながら、当然の様に平等な医療が受けられる様な啓蒙はやめた方がよいのではないか。一年間、ほとんど気が休まる時がない。差別ではなく区別だと思います。
  • 医師が少ない地域で働いている。まわりの女性医師は、結婚・出産していない。できない者が多い。介護の負担もあり。一方、出産・介護が発生すると、女性軽視の発言多く、やりづらい。
  • 常勤2名なので半分はオンコール。(パートは週3日のDrが3名、週1日~Drが2名)調査の週は(土)(日)オンコールなしであるが、前週or翌週は(土)(日)ともオンコールである。パートタイム勤務で夜間や休日のオンコールをしない医師が多い。年齢が上がればオンコールのない働き方で選ぶと思うが、地域医療はきびしくなるかも
  • 定年退職後のベテラン医師の地方・医療過疎地で。診察をし易い環境を作ってはどうか。若い医師は都会志向の傾向にあるのは仕方のないこと。ベテラン医師こそ地方へ。
  • 若い医者はどこに消えたのか?地方の病院の当直は40~50代以上の医者でまわしているのが現況です。専門医もいいが、「カタガキ」だけの専門医が多くなっていないか?
  • 診療所、老人施設を少子高齢化のへき地で働くには年令を考へ■■が不安です。
  • 地方大学病院の事務が無能→補助者の導入に消極的→医者の仕事量大→大学に医者集中させる→経営解決 →地方の田舎の医師不足 教授に圧力→ 医者の残業代を出さない→働かせれば働かせるほど大学経営が儲かる ☆地方の大学の経営体制にメスを入れてください。医局制度がダメだと思う。学生時代のキャリア提示が医局に偏りすぎている。
  • 命を預かる医師としての仕事と患者の要求に答える仕事のミスマッチが増えている気がします。政令都市も含めて、首都圏と地方の較差が開いています。専門医制度も、都会で人口の多い地域を中心に制度構築されており(制度にかかわる委員が都市部の大学や大病院の医師で構成)地方への配慮に乏しく、またその自覚もない。
  • ①研修終了すぐに出産・育児(2人)となり専門医を取得する事が出来ず(学位取得だけで精一杯でした)その后クリニックなどの勤務をしていますが、キャリアUP出来ず、今の制度では大学や研修病院などにいないと専門医が取得出来にくいです。②地域医療、クリニック勤務でも卒后しばらくたっても、専門医外とりやすくしてほしいです。子供2人が成人したら地方、へき地などで勤務したい思いありますがどのようにアプローチしたら良いかわかりません。
  • 1.現在、育児中だが、妻が一般企業常勤して勤務にゆうずうがきかないが、私自身がシフト制なので、子どもが熱を出しても、(たまたま私が日勤でなかったが)うまくカバー出来た。診療制によってはシフト制が可能と思われる。2.医師は社会的共通資本であると私は考えているので専門医を取得するプロセスにおいて、いわゆる医療過疎地域での勤務(2年ほど)を義務付けるべきと考える(以前の大学医局制度でも結果としては同じことが行われていた。)よく、憲法における「居住地選択の自由」に抵触するという議論があるが、医師・責務の前にはナンセンスがあり、もし、いわゆる地方に行くのがイヤならば、医師として不適格であるとすればよい。そのような態度を示すことが、むしろ、医師としてのステイタスを維持(高める)できるのではないか。そうすれば、お金は後からついてくると思う
  • 患者数に対して医師数が足りておらず(特に地方なので)業務量の負担が多いです。昼食時間も15分程度しかとることができず、ひたすら外来をこなしてますが時間内にはとても終わりません。改善を期待しております。よろしくお願い致します。
  • 別記のように開業している医師(とくに内科・外科の医師にはさまざまな仕事の依頼があります)の過重労働もたいへん申告なものがございます。私の場合、診療所の医師、診療所の経営者、併設している特定施設の運営や管理、医師会業務、学校医、産業医、乳幼児健診、介護認定審査会委員、地域のがん検診や公立病院の画像読影、などあり多忙を極めております。また、診療所や特養施設に対しては、厚生労働省様、県、市などからさまざまな書類作成の依頼・報告・実地指導等が求められます。行政からの1つ1つのご指導などは、お支払いや助成をいただいておりますので必要なものであると十分理解してりますが、現実的には診療外業務がかなり多くなっており、実質的な労働時間の増加やメンタルヘルスへの影響につながっていると考えます。ぜひ、勤務医だけでなく地方の開業医の実態にも目を向けていただけましたら幸いでございます。何卒宜しくお願い申し上げます。
  • 私どもの病院は185床あります。しかし、都市部から離れた地域に存在するため医師の募集をしても集まりにくい状況です。採用された医師も数ヶ月で退職するため、私が入職した3年8ヶ月前より総合診療科の医師は少なくなりました。病棟・訪問診療・オンコール当直とやる事が多すぎて私自身の心身の健康が守れにくいです。
  • 1987-2005の間、単身赴任、要因は子供の教育問題。関連大学よりの医師派遣を受けていたが、大学からの医師引き揚げで地方医療崩壊を経験した。地方には過疎による人口減少により医療経済が成り立たなくなっている。医業収益からの経営だけでは、医療削減は必至。
  • 現在365日on callされている状況です。年齢から、病気になった場合かわってくれる人がいないということが心配です。そのような体制に出来れば私のような地域医療としている方へ参入している若い方も出ると思います。教育研修人的バックアップが重要です。
  • 地方の人事が大変です。入局者が少ない。自分のやりたい勉強がしたい等の理由で医局員が少なくなり、結果的に地方人事が減らされているのではないでしょうか?
  • 東京都内で勤務していた事も7年程ありますが、都市部では自分の思うように働くことができましたが、地方では難しい。学会にしても未就学時を預かってくれる所はあるが、小学生はない。小学生の子供を置いて学会に参加する事は基本的に無理です。
  • 地方の国公立医学部を卒業し、その県が医師不足であるなら、一定期間年季奉公させて当然と思う。その条件で入学許すべき。
  • ・一人が業務短縮または休暇をとると、残りの人で埋めなければならないので、有給取得促進等は実際には難しい話だと思います。常勤フルの人数で、コメディカルさんに最大限業務を分担してもらっても、昼ご飯を食べる時間がないのが地方の現状です。絶対的にDr.数が足りません。・超勤時間は毎月90~100時間を超えましたが、一緒に働く先生方が人間として素晴らしい方々なので、希望を持って働けました。Dr.の労働環境の良さを決める要因の一番は、共に働く人がどんな人か、だと思います。
  • 全医師に対し1年間のへき地勤務の義務化。
  • 科や地域での医師の偏在について、日常でも不満を感じることあり、この不満が大きくなったとき、誰か一人でもいなくなった場合に、一気に崩壊することもあり得るという不安を感じております。地域で働く利点について、…多くないのが現状だとも思います。
  • ・勤務医、特に地方の消化器内科医の勤務実態は他科より必要性が高く、過酷と思います。消化器内科医の確保をご検討下さい。・最近では子育て支援もありますが、勤務医にしてみれば、保育所の優先度が下がってしまい支援をうけているようにも思えず、配偶者の負担が増すばかりと思います。ぜひ、上記に対して、ご考慮願えたら幸いです。
  • 地域によっては病児保育・病後児保育もなく、ベビーシッター・家政婦なども近隣にいず、子供の発熱などの際は、遠方に住む高齢の親にたよるか、結局自分が仕事を休むしか選択肢がない。積極的にキャリア形成を考えることは厳しい環境になってしまいます。周りへの負担と自分のストレスを考えると定数1、として働くことをためらってしまうのが正直なところです。また、医局員数に余裕もなく、女医がふえてくると妊娠・出産による休業の取得により、地域の医療体制維持が困難となるケースが出てきています。周囲の負担感もありますが、休んでいる方も大変心苦しく安心して休業を取得していられません。結局、離離や休職がふえることにつながり、お互い不幸です。都市部と地方との隔差が大きな問題だと思います。
  • 医師偏在が問題になっていますが、居所や職業選択の自由はあるわけですから、田舎に行っても良いと思わせる政策が必要と思います。都市部に出なくても専門医を維持できる方法、学習できる方法や都市部と田舎で、保険点数を変え、ひいては給与に大きな差が出るようにする、などが必要ではないでしょうか。
  • もともと都市部出身者が多い医師が高収入や高条件がない限り地方に移るのは難しいと思います。仮に地方医療を任うにしても年数に制限をもうけるケースが多いと思います。地方大学の医局が行っているように。
  • 当直業務が非常に大変で、週2日当直が入ることもよくあり、翌日も通常勤務で時間外に会議があるのが当たり前。帰宅が21を回る生活は、なかなか私生活を維持する時間も気力もなくなります。常勤、副部長でこの状態です。大都市は人が多いでしょうが地方は忙しい病院ほど敬遠されて常に人手不足です。いつまで続けられるか自信がありません。
  • 地方かつ人数の少ない診療科の医師は、自分の時間や体力を削って働かざるをえない現状を知ってほしい。このままでは、より仲間が減っていき、残った者もいつ限界が来るかわからない。
  • 都市部と地方での勤務時間、当直数、オンコール回数の差を検討して下さい
  • はじめから都市部以外で働き子供ができたので、キャリアをつむという働き方自体が論外だった。前職場でガン手術入院中に業務命令で働かされ、治療中に、もといた職場から全く異なる職場(老健から病院勤務へ)配置転換されたし、夜仕事ができなければ辞めてくれと言われた。このようなことがあったので、地方で働いていても特に、病院の中で働いても安心して、治療と仕事のキャリアをつむことが、両立できるような、努力目標でなく、やらないことへの罰則のようなものも気持ちとしてはあってもいいと思う。
  • 地方出身であることもあって、都市部以外の地域の医療について気にはなっており、自分が力になれればと思うことがなくもないが、一度そういった地域で勤務をはじめたら、二度と都市部には戻れないのではないか(周囲のプレッシャーなどで)というのが一番のネックになっている。初めから1-2年の期限付きの制度などがあれば、私をふくめ、行ってみようと思う人もいるのではないかと思う。
  • 土日は休診で、土日は少数の当直医が診る発想が間違いです。土日も出勤で平日にばらばらに休みを取ります。当直なしで呼び出しなしとします。1万床の病院を作り、ショッピングセンターのように年中無休として、土日や夜間も500人の医師が出勤し、予約診療や予約手術をします。夜も外科医が多いため、胸部大動脈瘤破裂の手術が呼び出しなしでできます。土日しか休めない患者の大腸カメラなども土日にできます。土日も手術室をフル活用します。テキサスメディカルセンター(6000床)へ行けばすぐに何でもできます。小国日本で800床の病院が近くに多くあっても、何でもすぐにできなければ意味がありません。少し遠くても何でもできる巨大病院が良く、小病院は作るべきではありません。
  • 大学の医局からの人事で地方の病院に勤務している間は、産休、育休はとりづらかった。(職場の理解があまりないと感じる)
  • 専門医配置のミスマッチのため、地方では専門医にかかる仕事量が都市部(県庁所在地など)とくらべ多いのが実情です。都市部での専門医の勤務を抑制するような方策を考え、偏在しないような政策を実施することが住民の幸福にもつながると思います。
  • ひまな病院(都会にあり、ネームバリューがある)に若手は集まり、臨床経験が少ないけど田舎に行きたがらない人がたまって困ってます。田舎は優秀な医師が疲れてその能力を発揮できない状況です。両方の立場で働いた立場としては、病院のネームバリューでなく医師個人の能力をしっかり評価する制度と勤務の自由さを制限する仕組みが必要です。教授や病院の上層部ですら、評価をしようとしてません。
  • 地方医師不足と言われるが、地方でも医師は県庁所在地周辺に偏在、中小都市は勤務医も開業医も不足が著しい。同病床、同手術件数の大都市病院と比較すると半分から4分の1の医師数でやりくりしている。都市部の収入を下げ地方で上げるような大胆な手段にでないと解決しないのでは?何とかしてください。
  • 地方都市の市立HPで、2人体制で呼吸器内科しています。オンコールは半分で15-16日。時間外のよび出しやICUでの重症Pt管理など、正直しんどいです。大学医局は遠方で、ヘルプもすくないです。内科医の入員確保、分布アンバランスの是正がなければ、いずれ破たんします。この意味をよく考えて下さい。
  • 現時点において都市部以外の病院ではスタッフの流出が続き疲弊する傾向にあると思われます。新たな専門医制度導入などにより、さらにその傾向に拍車がかかることが予想されます。それが、今後の我々の働き方に大きな影響すると思われます。
  • 専門医取得の為には、特定の病院で特定のやり方で行うしかなく、専門医を取得しようと思ったら、自分の生活、生き方が制限されてしまう。地方で自分の望む病院(教育病院以外でも)で、自己研鑚で取得出来れば良いのに、と思う。
  • 医師の個人QOLを重視すれば働きやすい病院に人が集まり、地方の小病院には人が集まらず、スタッフや疲弊する個人の使命感、責任感に地方の医療をまかせないでほしい
  • 開業医と勤務医の間に収入の差が大きいと考えられます。勤務医の給与を上げてもらいたいです。又、研修に参加、学会費等支出も多く必要経費で認めてほしいです。又、私が勤務している病院は地方であり常勤医の確保が困難であり医師の派遣の制度等があると有難いです
  • 地方へ医師が増えるように誘導してください。
  • 三河地域は医師不足が著明で、当院の他科Drもかなりハードな勤務をしています。訴訟対策して不要な検査が多くみられます。
  • 勤務地:□□県、麻酔科医指数は地域によってバラツキが大変大きいです。現病院250床麻酔科医1人。ほぼ毎日オンコールです。(夜間呼び出しは多くて月3日程度です)(調査班注:県名削除)
  • 人口1.5万人のへき地へ30~40才まで医局人事で行きました。また行くか?と問われれば…、あまりに辛いです。(東京で偉い人達がいくら相談してもわからない現場の問題、たくさんあるんです。お金の問題でも仕事量でもない)毎年たくさんの医学生が卒業しているのにいったいどこへ行ったのでしょう?不思議です。
  • 地方大学の人手不足は深刻です。責任ある立場なのでやめるわけにもいかず、毎月の勤務時間は360-400時間です。病院も大学も講座主任も現状の改善には何■とり組んでくれません。仕事量はふえるばかりで、外科は敬遠され若者は入局せず、死ぬかふみとどまるかの毎日です。都会の大学や大病院の同年代の医師の余裕と優雅な話をきくにつけ、我身の不幸を呪う日々です。とにかく若い外科医がいない。初期研修を外科必須にもどして下さい。
  • 医師、常勤医がいない。負担が増える一方であり、存続も難しい状態です。田舎にも人をまわしてほしい。
  • 日本に医療の特殊性と抱えている問題お仕事ご苦労様です。また、このような機会を与えていただいたことを心から感謝しています。私は岩手県の片田舎で非常勤医師をしています。夫は医師です。こう書くと時間的にも経済的にもゆとりを持って働いているような印象を受ける方もあるでしょうが、実際には、医師不足でもっと働くことを求められているがこれ以上医師の仕事に時間を割けないため非常勤になっている、という感じです。個人的意見ですが、へんぴなところで働く医師が少ないのは、生活したり仕事することが難しいから、いったん退職した医師が復職しないのは、できないから、だろうと思います。一般的に医師の仕事は、収入が多く、やりがい
  • 地方の大学病院から国内留学で都内の大学病院へ来ましたが、都市部と地域での医療格差、スタッフ数の違いにがく然としています。もっと地方に人が集まり、有効な人材育成ができるとりくみをお願いしたいです。
  • 地方でも医療の集約化が行われ、働く魅力のある仕事、現場であれば(学べる等)地域に行くことも考えます。また、免許を持った女性医師が現場に戻ってきやすい環境を作って下さい。
  • 全国学会に行くのが大変です。いつも一番下の子供を同伴し、両親にも帯同してもらい行くのですが、遠方から来る学会員に優しい仕組みがあると良いです。(単位が必要な講義は早い時間に終わる、など)サテライトもやってもらえると、わざわざ行かなくてもいいので助かります。田舎なのでベビーシッターの派遣を誰に頼めばいいのかわかりません。
  • 地域医療の維持(救急、総合も含め)するためには、大学の派遣にまかせてはおけない。行政が必要医師数を確保できるようなシステムを構築するべきと考える。当地区のように医師会立病院が一施設しかないような場合は、行政の介入を積極的に行ってほしい。
  • 放射線科勤務です。都心の大学病院勤務のため日中は読影業務におわれ論文執筆や研究、教育、指導をできる時間を確保できません。今や画像はネットで読影できる時代ですので都心での仕事を地方へ委託し、これらの時間を確保するための都心と地方での仕事量均一化を望みます週休2日制度や能力に応じた給与取得制度があるべきと考えます
  • 地方には産業がなく、診療圏も広域です。お金が必要です。首都圏等の病院と、地方の中核病院(もどき)を同じ基準で一率にしばり、加算算定をなくすのは、止めて欲しいです。地方を守っている病院がつぶれると一気に過疎化してしまいます。