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自由記載にて頂いたご意見

自己犠牲感

  • 大学病院に勤務しています。臨床の他に研究、教育、医局運営などの仕事があるにも関わらず、時間外の手当てもなく、薄給です。医師のボランティア精神に頼るような勤務形態は見直すべきです。本来、8:30からの勤務のはずなのに8:15には手術の入■が始まっています。
  • 医師のボランティア的な活動時間が多過ぎる。会議や自己のトレーニングは明らかに仕事の一部と考えられるがカウントされない。一方で何もしない医師と同じpayである
  • 労基所・許可の是非に関係なく、長過勤務が常態化しており、それをしないと病院の診療が成立しないような状態は極めて不自然である。医師の自己犠牲なしでも成立する医療の構築が望まれる。
  • 女性医師が幅広く活躍できることが必要です。体制も重要ですが、医師は献身的に自分のことを犠牲にして働くものだ、という価値観(患者さん、国、医師)を変えることが必要です。いったん休職しても、復帰できることを制度として定めつつ、価値観を変えるキャンペーンが必要です。
  • 医療に従事する者として当直業務は避けられませんが、勤務先によって当直料金に差があります。特に大学病院は仕事内容に反比例して安い傾向があります。一定の基準を設けて欲しいです。又、私の勤務している大学は、時間外手当てが請求できず、ほぼボランティアで残業をしています。学会の参加費、専門医の維持費(講習会出席や学会出席など)は年間でかなりの額となります。税金の控除対象となるとうれしいです。
  • 当直という名ばかりの夜勤をなくしてほしい。また時間外手当も働いた分支払ってほしい。ボランティアではないので国は労働者のことを考えてほしい。
  • 外科系の昼も夜もなく働く私達には何らかのインセンティブをいただかないと未来はいろいろな意味でないと思います。奉仕の気持ちだけでは限界です。
  • 特に勤務医においては、自由な時間もなく、報酬も十分ではありせん。医師の自己犠牲がなければ成り立たない医療は健全とはいえないと常々感じています。
  • 医療従業者の環境悪化は医療需要の増大とそれをささえるマンパワーや費用の不足が原因です。医療需要の抑制(高齢者の受診や行える医療行為に制限を加える、コンビニ受診の抑制)を国が声高に世間に訴えて下さい。国民皆保険は医療者の善意のサービス残業で成立している点をもっと知るべきです。いつでも誰でも最高水準の医療を受けられると思っている国民の意識を変えなければダメ、医療がサービス業になっているようですが、「最高級ホテルにカプセルホテルの値段で泊まられるなんて事ないよね!」って言いたい。負担はしたくないけど、最高の医療サービス受けられると思っているだろう国民に本当のことを教えてあげて下さい。それをやるのが、
  • 地方の全うな外科医療は、外科医師のプライベートQOLを犠牲にして成り立っているということを、国民に理解してもらい、国民のサポートを得て、改善していくことが肝要と思います。
  • 医療は医療人各個の自己犠牲の上に成り立っていると実感する。
  • どこの病院も人手不足であり、人が余るということはありません。企業の勤務形態は、クローズアップされていますが、医師の勤務形態ほど劣悪なものはないと思います。このアンケートも、忙しい医師ほどこのアンケートを記入する時間がないと思われますので、大きなバイアスのかかった統計になると思っています。医師の良心で成り立っている医療ですので、崩壊しないことを願います。
  • 病院でどれだけ働いているかをきちんと調査してそれに合った給料や健康被害を及ぼさないようにしてもらえるように指導してほしい。今の自分の病院が成立しているのは若手の無理やりプライベートをけずることによって得た時間で身体にムチをうって働いている善意によるものだと痛感しています
  • 科により働き方が全く違う。救急医療に担当する医師の時間は精神的な自己犠牲により成り立っている。医師数の増加により偏在が問題で、具体的な救急、外科の報酬を上げて、内科や他のマナナー科との差別化を計るべきである。
  • 医師1人1人が強い責任感と使命感をもっているから成り立っているが、医師の超過重労働を前提として日本の医療がまわっているのが現状。いい医師になろうとすれば、いい夫や親にはなれないのが現実。キャリアをストップするとふたたび戻ってきにくい。超時間労働が前提なのでフルタイムで働けない医師はむしろうとましがられる実体があります。
  • まだまだ医者の自己犠牲で診療が成り立っていると思います。資格がいくらあっても全く評価もされていません。
  • ブラック企業と世間では色々言われていますが、医療界が1番おかしな業界だと思います。不当労働ばかりで先はないと思います。もっとマスコミがさわいでくれると改善されるのでしょうか。自己犠牲にも限界があります。
  • 大学病院勤務の外科医として働いています。時間外労働や手術等の負担が非常に重いと感じています。それに対して適切に評価され対価が支払われているとは致底思えません。時間外労働手当もなく、一般的企業のサラリーマンの何倍も働いています。多くの外科医がそのような環境で働いていることでこの国の医療はささえられていると自負しています。かといって、業務内容の減少は、医療崩壊を招きます。せめて適切な評価と適切な対価が支払われることを切望します。これまで冷遇され、外科医は減少の一途をたどっていますが、そういう医師の存在が、今の医療を支えていると思います。大学や、病院経営ではどうしようもない対価の支払いの問題があります。(外科医へのSpecial feeの支払い等)国として、外科医(特に大学病院勤務)の処遇改善は必至と思います。まだまだ書ききれないことがたくさんあります。一人の医師の意見ですが、傾聴して頂けるなら、もっと現状を見て頂きたいと思います。関心をもって頂けるなら、御協力致します。(個人名記載あり。データ上削除。)
  • 研修という名目で、若手が心身の限界まで、働かざるを得ない現状があります。救急医療などは、医師の良心、上司からの圧力で成り立っています。このままの働き方は無理です。改善を期待します。